2012年3月31日土曜日

2011年秋 NAギャラリー Part1

どうも!(^-^*)/
前回NAギャラリー訪問の際の写真をAFTER→BEFORE方式で紹介しました。
前回の投稿では紹介できなかった写真もいっぱいありますので、何回かに分けて紹介したいと思います。
でも、最近ではADAのホームページ、ADA viewで最新情報がいつも更新されるようになったのであんまり必要ないかな(゚ー゚*?)
ただ、動画や写真で見るより、実際に自分の目で見るとかなり印象が違うものもあります。
今回はそんな印象についても触れながら、2011年秋のNAギャラリーの水景を紹介していこうと思います。
まずはこちらから。
前回もちらっと紹介した90cmハイタイプブランチウッドとボルビティス・ヒュデロッティ、アヌビアス、クリプトコリネ、ヨーロピアンクローバーの陰生水景です。

この水景を初めてアクアジャーナルで見た時は、イマイチぴんとこなかったのですが、実際の水景を見るとかなりよかったです。(*^-゚)v♪
陰生水草が生長した時の渋さと、右上の空間部分の水中感が絶妙なバランスでした。
さらにその水中感に、透明のランプアイが目だけ青く鮮やかに光り、この水景の魅力を最大限に引き出していました。
さらに、アクアジャーナルで見た時との違いは、ボルビティス・ヒュデロッティが水上化し、水上部まで含めて水景が完成されているところでした。
また、ブランチウッドの見苦しい切り口がボルビティス・ヒュデロッティの水上葉で見事に隠れていました。

次はこちら。
アクアジャーナルVol.193で紹介されたNAセミナーで作成されたレイアウトです。
こちらもアクアジャーナルで見た時は、右側のブランチウッドの枝振りがイマイチといった印象でしたが、背景にピンナティフィダを配置することで枝振りをカバーしていました。
また、陰生のクリプト・ボルビティスとピンナティフィダの相性がとてもよく、落ち着いていて自然観溢れるよい水景でした。('-'*)♪

自分の中では、この2つが特に気に入った水景でした。
やはりクリプトやボルビティスがあると水景にぐっと自然感が溢れ、深みが出ますね。(o'▽')o

次はこちら。
やはりNAセミナーで作成された120cmの三角構図レイアウトです。

気づいたんですが、これってもしかして以前あった90cmハイタイプの流木を使っていませんか。上のレイアウトの左側の流木と下のレイアウトの右側の流木って同じものですよね。
さらによく見ると他の流木も全部同じ気がします。
同じ流木でこんなに感じの違う完成度の高いレイアウトにするのはさすがです。

話は戻って120cmの三角構図レイアウトですが、訪問時には背景の有茎草がスカスカした印象でした。
有茎草の密生感がイマイチなレイアウトでしたが、最近のADA viewを見てみると、左側にミクロソラム・トライデントやボルビティス・ヒュデロッティが生長してきて、三角構図が水草によって明確になってきているようでした。
植栽直後では、まだそのレイアウトのよさが分からない場合も多いんですね。
中景が十分に生長してきた頃、この水景の良さが最大限に生かされのではないでしょうか。

同じく三角構図のレイアウトですが、ブランチウッドで構成しているのがこちら。

こちらはブランチウッドの枝が細く、ちょっと迫力不足といった感じがしましたが、やはり最近のADA viewを確認すると、密生感が高まって写真の頃より随分よくなっていました。d(゚ー゚d

長くなるので今回はこれまで。
また次回残りの水景をご紹介します!(*'ー'*)ノ~バイバイ

2012年3月24日土曜日

NAギャラリー AFTER→BEFORE

どうも!( ^ー^)♪
今日は2011年秋と2010年夏にNAギャラリーへ訪問した時の写真をAFTER→BEFORE方式で紹介したいと思います。
ただ前回同様、撮影から時間が経っており、コンデジで撮っているので画像が歪んでいますがご了承ください。(*_ _)
では、最初のレイアウトから(*'ー'*)!

こちらは2011年の龍王石のレイアウトです。
「THE BOOK OF ADA」にも紹介されていたレイアウトですが、オーストラリアン・ドワーフヒドロコティレが繁茂しまくっております。
オーストラリアン・ドワーフヒドロコティレは使ったことはありませんが、相当繁殖力が強そうです。
ちなみにこのレイアウトの1年前(2010年)にNAギャラリーを訪問した際の写真がこちら。 

石の存在感が大きく違います。
2011年の方は石の存在感が弱くなっています。
個人的には2010年の方がスッキリしていて好きです。d( *^-゚)/

次にこちらのレイアウト。

クリプトコリネとミクロソラムで陰生の印象が強めの2011年のレイアウトです。
 こちらも1年前(2010年)の画像がこちら。

2010年の方はクリプトコリネとミクロソラムの印象が弱いですが、1年をかけて水景を左右するほど陰生水草の印象が強くなっています。
クリプトコリネやミクロソラムが時間をかけて生長することで、渋さというか落ち着きが出て完成度がぐっと高まることが分かります。(*゚ー゚)!

次はこちら。

遠近感を強調した2011年の石組レイアウトです。
手前の有茎草をトリミングした後でしょうか。
見頃にはまだもう少しといったところ。
このレイアウトの1年前がこちら。

コブラグラス、ミクロソラムに流木など構成要素が違います。
創造配植したのでしょうか。
2011年は草原のようなイメージ、2010年の方は森のようなイメージといったところ。
どちらが好きかは意見が分かれるところだと思います。(*'へ'*) ンー

次にこちら。

龍王石と流木を使って遠近感を表現したレイアウト。
石と木のバランスがとれたレイアウトになっています。
ミクロソラムもいい感じですね。(^ー^* )♪
1年前の画像がこちら。 

2011年の方が完成度が高くなっているように思います。
水草の生長で遠近感も高まった感じがします。
ウィローモスもすっきりしていい感じです。
ミクロソラムもちょうどいい感じに生長していますね。
ちなみに、ずっと前からあるボルビティス・ヒュデロッティのレイアウトはというと、

こちらが2011年。
そして、2010年は、 

こちら。
この水景に関しては、変化がほとんど感じられません。
化粧砂とウィローモスがメインなのでほとんど印象が変わらないのかもしれません。
水上葉のボルビティス・ヒュデロッティは適度にトリミングしているものと思われます。
次回は今回ご紹介できなかったその他のレイアウトをご紹介します。
お楽しみに~。バイバイ♪(*'ー')ノ~~

2012年3月16日金曜日

ミニMレイアウト

どうも (*^ー^)ノ!
ブログ開設以来、アクアブログと称しながら、1度もレイアウト水槽を公開していませんでしたが、そろそろトリミングの時期なので写真撮影することにしました。
所有しているレイアウト水槽は2つで、ミニMと60cm水槽です。
今回はミニM水槽のご紹介です。
その水槽がこちら。

こちらの水槽は、はじめてミニMでレイアウトした構図で、その後いろいろ試行錯誤しましたが、基本的に構図は最初の凸型構図のままです。
基本的には、やはり60cm水槽の方がメインなので、こちらの水槽は60cmでトリミングした水草や、買ってきたけど余った水草などで構成されております。
落ち着いた水景にしたかったので、ちょっと前にコブラグラスを植えたのですが、あまり生長が思わしくなく、コケってきたので、やむなく60cmからちょっとヘアーグラスを拝借し、植えました。
なので、下草の密生感はイマイチです(_□_;)!!
それから、前に60cm水槽にクリプトコリネを数種類入れたのですが(ウエンティグリーン、ウエンティブラウン、ペッチィ、アルビダ、ルーケンス)、何となくルーケンスだけしっくりこなかったので、ルーケンスもこちらへお引っ越ししました。
ミクロソラム・ナローリーフは、ひょろひょろのものがショップで激安だったので(150円)、傷んだ葉っぱをトリミングして2ヶ月くらい放っておいたら結構育ってきましたv('∇'*)♪

魚も、60cm水槽でグリーンネオンテトラとレッドファントムテトラが多すぎたので、何匹かこちらのミニM水槽に移動。
その後、渋い感じでいきたかったのでラスボラ・エスペイをミニM用で追加。
さらにその後、NAギャラリーで見たブランチウッドの90cmハイタイプ水槽でランプアイがとってもきれいだったので、やはりミニM用で追加。
(その水槽がこちら↓ ランプアイの透明感と、右上の水の透明感と、アフリカ産のボルビティス・ヒュデロッティが見事な調和でした。)

かなり思いつきで魚を入れてしまったので、全体としての魚種の選択はかなりバラバラです。
全て棲息地域が違いすぎるのですごく違和感があります。
今となってはラスボラ・アクセルロディブルーの単泳をさせたいのですが、生き物なので今の魚たちを大切に飼い続けます。 

システムはソーラー・ミニとGEXの外掛け式フィルターです。
この水槽の置き場所が棚の上で、外部式フィルターが設置しにくいのでやむなく外掛け式フィルターです。
でも外掛け式フィルター、便利です。
というかほとんどメンテナンスしてませんが、結構きれいに維持できています。
外掛け式フィルターの中は、ネットの中にバイオリオを入れてろ材にしています。
ソイルはGEXの水草一番サンドです。
アマゾニアじゃないのは、以前60cmでアマゾニア+パワーサンドスペシャルを使用したところ、もさもさと生長しすぎたので違うソイルを使ってみました。
両方使ってみましたが、やっぱりアマゾニアがいいと思います。
ソーラー・ミニは27Wのツイン蛍光灯で、水草を育てるのに不足はありません。
…が、コブラグラスは衰退していきました。
コブラグラス衰退は、光量のせいなのかソイルのせいなのか分かりませんが、コブラグラス=難しいというイメージがついてしまいました。||(_ _。)ブルー|||
いつか、コブラグラス、再チャレンジします!
流木はピュアウッドという枝流木。
2年近く維持しているので、最近力を加えると簡単に折れるようになってきました。||(-_-;)||||
最後に水景データです。

DATA

水槽/キューブガーデン・ミニM W36×D22×H26(cm)
照明/ソーラー・ミニ(27Wツイン蛍光灯) 1日9時間点灯
ろ過/外掛け式フィルター(GEX 簡単ラクラクパワーフィルターL) バイオリオ
底床/水草一番サンド(GEX)、バクター100、ペナックW/アクアリウム用 マルチボトム
CO/COミュージックグラス(1秒に1滴)
AIR/外掛けフィルターによる水流(24時間)
添加剤/be グリーン、グリーンゲイン、ECA
換水/1週間に1度、1/3
水質/水温25℃
水草/ウィローモス
     ヘアーグラス
     エキノドルス・テネルス
     クリプトコリネ・ルーケンス
     ミクロソラム・ナローリーフ
     ロターラ・インディカ
     ミリオフィラム・マトグロッセンセ
     ニードルリーフ・ルドウィジア
     ロターラ・ナンセアン
魚種/グリーンネオンテトラ
     レッドファントムテトラ
     ラスボラエスペイ
     ランプアイ
     ミナミヌマエビ
それでは! ヾ(*'-'*)ジャネ♪

2012年3月10日土曜日

ホーンウッド三角構図

前回、ホーンウッドとブランチウッドを使った構図を紹介しました。
今回はその時に紹介したホーンウッド構図をどのように組んだか、1つ1つ手順を追ってご紹介します。('-'*)ヨロシク♪

まずは、今回のホーンウッド構図です。

おおよそ幅が90cmです。
あいにく我が家には90cm水槽がありませんので、みなさん頭の中で90cm水槽を思い浮かべながらご覧ください(*_ _)。
こちらの構図はホーンウッドを7本使用しています。
まずは、今回使用したホーンウッドの紹介から。(*゚∇^*)ノ~
ホーンウッド①

ホーンウッド②

ホーンウッド③

ホーンウッド④

 ホーンウッド⑤

ホーンウッド⑥

ホーンウッド⑦

これらのホーンウッドは枝振りのよい物、特に枝先がスラーッと伸びている物を選びました。
では、制作工程に移ります。
まずは、1番高さのあるホーンウッド①を置きます。

石組の場合、1番大きな石を親石と呼びますが、流木の場合でも自分は大きい物を最初に配置します。
その方が全体のバランスが取りやすくなると思います。
それと同じ考えで、2本目もレイアウトの印象を左右するホーンウッド②を置きます。
これで、高さと幅がだいたい決まってきます。(,_,*)♪

次も、やはり大きめのホーンウッド③を左側に配置します。
ホーンウッド②とホーンウッド③はそれ以外のホーンウッドの根元を隠す役割もあります。
意外とレイアウトの下の部分の処理が難しかったりします(;д;) 。
下草や中景を担う水草で隠せる場合もありますが、トリミング直後のこと等も考えると隠せるものは隠してしまった方がよいと思います('-'*)。

次に、ホーンウッド④を中央付近に配置します。
ここでは他のホーンウッドが下から上に伸びるように配置されているので、他のホーンウッドとはやや角度を変えて配置します。

そして、レイアウトの幅を決めるホーンウッド⑤を右側に配置します。
ここでは、細めでスラーッと伸びたホーンウッドを選び、三角構図のシャープさを表現します。

これで随分レイアウトの印象が固まってきました。後は調整のような感覚でホーンウッドを配置します。
そこで、ホーンウッド⑥を配置。

真ん中よりやや左側、細くて小振りなホーンウッドが追加されたのが分かるでしょうか?
遠近感を出すために細いホーンウッドは奥に配置します。 (・・*)ゞ
そうすると、真ん中やや右の空間が寂しく感じられるようになるので、やはり細くて小振りなホーンウッド⑦を配置。

ホーンウッドの三角構図完成です!O(≧▽≦)O ワーイ♪

今回ホーンウッドを固定するために使用したのがこちら。

陰の立て役者、山谷石君達です。
本当は万天石がよかったのですが、残念ながら我が家に万天石は1つもありません。
流木の固定のための石だとしても、捨て石としてちらっと見える風情が感じられるように、これから万天石をちょこちょこ集めていこうと思います。

ちなみに固定の様子はこちら。


90cmの水槽がないので、ソイルが敷けず地面はツルツルで、さらには山谷石も限られた数しかなかったので、何度も崩れては組み、崩れては組みを繰り返しました。(。□。;)!
そして組めたとしても、ちょっと気にいらないから微調整をしようとすると…、(゚Д゚;)ガビ━━ン!!!
ソイルパワーは偉大です。
90cmいいなぁ~と思いながら構図だけ組んで我慢するしかないのでした。
(*^-゚)ノ~♪see you again♪~