2012年3月10日土曜日

ホーンウッド三角構図

前回、ホーンウッドとブランチウッドを使った構図を紹介しました。
今回はその時に紹介したホーンウッド構図をどのように組んだか、1つ1つ手順を追ってご紹介します。('-'*)ヨロシク♪

まずは、今回のホーンウッド構図です。

おおよそ幅が90cmです。
あいにく我が家には90cm水槽がありませんので、みなさん頭の中で90cm水槽を思い浮かべながらご覧ください(*_ _)。
こちらの構図はホーンウッドを7本使用しています。
まずは、今回使用したホーンウッドの紹介から。(*゚∇^*)ノ~
ホーンウッド①

ホーンウッド②

ホーンウッド③

ホーンウッド④

 ホーンウッド⑤

ホーンウッド⑥

ホーンウッド⑦

これらのホーンウッドは枝振りのよい物、特に枝先がスラーッと伸びている物を選びました。
では、制作工程に移ります。
まずは、1番高さのあるホーンウッド①を置きます。

石組の場合、1番大きな石を親石と呼びますが、流木の場合でも自分は大きい物を最初に配置します。
その方が全体のバランスが取りやすくなると思います。
それと同じ考えで、2本目もレイアウトの印象を左右するホーンウッド②を置きます。
これで、高さと幅がだいたい決まってきます。(,_,*)♪

次も、やはり大きめのホーンウッド③を左側に配置します。
ホーンウッド②とホーンウッド③はそれ以外のホーンウッドの根元を隠す役割もあります。
意外とレイアウトの下の部分の処理が難しかったりします(;д;) 。
下草や中景を担う水草で隠せる場合もありますが、トリミング直後のこと等も考えると隠せるものは隠してしまった方がよいと思います('-'*)。

次に、ホーンウッド④を中央付近に配置します。
ここでは他のホーンウッドが下から上に伸びるように配置されているので、他のホーンウッドとはやや角度を変えて配置します。

そして、レイアウトの幅を決めるホーンウッド⑤を右側に配置します。
ここでは、細めでスラーッと伸びたホーンウッドを選び、三角構図のシャープさを表現します。

これで随分レイアウトの印象が固まってきました。後は調整のような感覚でホーンウッドを配置します。
そこで、ホーンウッド⑥を配置。

真ん中よりやや左側、細くて小振りなホーンウッドが追加されたのが分かるでしょうか?
遠近感を出すために細いホーンウッドは奥に配置します。 (・・*)ゞ
そうすると、真ん中やや右の空間が寂しく感じられるようになるので、やはり細くて小振りなホーンウッド⑦を配置。

ホーンウッドの三角構図完成です!O(≧▽≦)O ワーイ♪

今回ホーンウッドを固定するために使用したのがこちら。

陰の立て役者、山谷石君達です。
本当は万天石がよかったのですが、残念ながら我が家に万天石は1つもありません。
流木の固定のための石だとしても、捨て石としてちらっと見える風情が感じられるように、これから万天石をちょこちょこ集めていこうと思います。

ちなみに固定の様子はこちら。


90cmの水槽がないので、ソイルが敷けず地面はツルツルで、さらには山谷石も限られた数しかなかったので、何度も崩れては組み、崩れては組みを繰り返しました。(。□。;)!
そして組めたとしても、ちょっと気にいらないから微調整をしようとすると…、(゚Д゚;)ガビ━━ン!!!
ソイルパワーは偉大です。
90cmいいなぁ~と思いながら構図だけ組んで我慢するしかないのでした。
(*^-゚)ノ~♪see you again♪~

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